デジタル・メディアの利用が急速に進展し、SNSなどコミュニケーション手段も多様化する中、ネットに溢れる玉石混交の情報をどう判断し、行動するか、その重要性が一層増しています。メディアリテラシープロジェクトでは、情報の多面性をクリティカルシンキングで体感しながら、すべての情報は構成されたものだということを生徒に認識してもらい、その上で答えが簡単に出ない課題について、生徒と一緒に考えていくプログラム作りに取り組んでいます。
メディアリテラシー教育の歴史、実践、今後の課題などについて、国内外の専門家にインタビューしたり、寄稿していただきます。
スマートニュース メディア研究所は、学校の授業の場において、良質のメディアリテラシー教育が広がってほしいと願っています。 中学、高校、大学の先生やメディアの方々と協力しながら、物事を多角的にみたり、さまざまな情報が「再構成」されていることを自覚できたりするような授業の実践や研究をしています。このページでは、メディアリテラシーの授業実践例をご紹介していきます。詳細ページから、授業の様子を伝えるレポートや、実際に授業で使ったワークシートも、無料でダウンロードが可能です。全国の先生方の授業作りの参考となれば幸いです。
スマートニュース メディア研究所では、小中高校、大学、大学院に対する「出前授業」を実施しています。身近なニュースや題材をテーマに、発信者は誰か、どんな表現技術が使われているのか、どんな価値観が表現されているのかなどを探ったり、実際に自分とは違う意見の立場に立って発信してみたりすることで、生徒たちが批判的な思考(クリティカルシンキング)を深められるような授業を目指しています。