メディアリテラシーを、教育/ ビジネス で読み解くシンポジウム開催

2022.10.20
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ネット上では、毎日、多くのフェイクニュースやデマ、陰謀論が飛び交っています。アルゴリズムによって、自分が見たいものしか見えなくなる弊害も指摘されています。

そんな時代を生き抜くために、いま、注目されているのが「メディアリテラシー」です。

第一部では、教育界、メディア界で経験豊富なパネリストが、学校や家庭で、どうすればメディアリテラシーを身につけられるのか討議します。
第二部では、グローバルに活躍する経営者や学者が、メディアリテラシーを軸に、大学教育の在り方、ビジネスパーソンが成長していくためのカギを探っていきます。

全ての社会人や教育関係者にとって、「明日から役立つ」ヒントが満載です。

 

オンライン・トークイベント **参加無料**

現代人に必須のスキル 〜 メディアリテラシーを読み解く

主催:スマートニュース メディア研究所

下記、リンクよりご参加いただけます:

https://smartnews.zoom.us/j/84530521272

パスコード:140070
ウェビナーID:845 3052 1272

【日時】 2022年10月21日(金)

1部:午後5時半〜7時

2部:午後7時半〜9時

【場所】 オンライン

【構成とパネリスト】

一部 いま注目のメディアリテラシー教育、その本質は何か:

メディアリテラシーとは、情報の真偽を見分けることに限りません。物事を多角的にとらえ、吟味しながら考えるスキルです。その力は、どうすれば身につくのでしょうかー。

パネリスト:戸ヶ﨑勤(戸田市教育委員会教育長)、井上志音(灘中学校・灘高等学校 国語科教諭)、山脇岳志(スマートニュース メディア研究所 所長)

モデレーター:小西美穂(関西学院大学 特別客員教授・元日本テレビ放送網報道局記者兼キャスター)

 

二部 ビジネスパーソンが成長していくために〜クリティカルシンキングと起業家精神:

メディアリテラシーの根幹となるクリティカルシンキングと起業家精神は、どうかかわるのでしょうか。そういった力を育てるために、大学教育は何をなすべきなのでしょうか。そして、グローバルに活躍するパネリストたちの持つ仕事観とはー

パネリスト:竹内弘高(ハーバード大学経営大学院教授<シニア・フェロー>、国際基督教大学 理事長)、久能祐子(連続起業家、フェニクシー共同創業者、京都大学 総長特別補佐兼経営管理大学院特命教授)、浜本階生(スマートニュース株式会社共同創業者、取締役 COO<最高執行責任者>兼チーフエンジニア)

モデレーター:山脇岳志(スマートニュース メディア研究所 所長)

【登壇者プロフィール】

【第一部】

パネリスト:

戸ヶ﨑 勤/ 戸田市教育委員会教育長

中学校教諭(数学)、市教育委員会や埼玉県教育員会の指導主事、小学校及び中学校の校長等を経て、2015年度から現職。現在、内閣府総合科学技術・イノベーション会議評価専門調査会「教育・人材育成WG」委員や中央教育審議会初等中等教育分科会委員、「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会委員、教育データの利活用に関する有識者会議委員などを務める。

 

井上 志音/ 灘中学校・灘高等学校 国語科教諭

奈良市生まれ。神戸大学大学院国際協力研究科博士後期課程 単位取得退学。2013年より現職。学外においても「国語科教育論(神戸大学)」などを担当。専門は国際バカロレア(IB)教育をふまえた教科教育学で、日本IB教育学会の理事も務める。また、高校国語科教科書(東京書籍)の編集委員のほか、2022年度「NHK高校講座 現代の国語」(Eテレ)では監修・講師も兼任。

 

山脇岳志/ スマートニュース メディア研究所 所長

兵庫県出身。1986年、朝日新聞社に入社。経済部、調査報道担当、オックスフォード大客員研究員、ワシントン特派員、論説委員、GLOBE編集長、アメリカ総局長、編集委員などを経て退職。2020年にスマートニュースに転職、2022年4月より現職。編著に『メディアリテラシー』(時事通信社)など。京都大学経営管理大学院特命教授、帝京大学経済学部客員教授

 

モデレーター:

小西美穂/ 関⻄学院大学 総合政策学部 特別客員教授∕ 元日本テレビ報道キャスター・解説委員

1992年読売テレビ入社。警察・司法記者を経て01年からロンドン特派員。米同時多発テロ後の中東情勢を取材。帰国後、政治部記者を経て、06年日本テレビ入社。報道キャスターに。夕方番組『news every.』やBS討論番組『深層NEWS』などを担当。政治部解説委員を経て、DX取材部でデジタル報道に携わる(専門はジェンダー)。22年3月同社を退社。同年4月より現職。

 

【第二部】

パネリスト:

竹内弘高/ ハーバード大学経営大学院教授(シニア・フェロー)、国際基督教大学 理事長

国際基督教大学卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院でMBA、Ph.Dを取得。1976年より1983年までハーバード大学経営大学院助教授、1983年より一橋大学商学部助教授、同教授。2000年に開校した一橋大学大学院国際企業戦略研究科の初代研究科長に就任。2010年よりハーバード大学経営大学院教授、一橋大学名誉教授。2019年より国際基督教大学理事長。

 

久能祐子/ 連続起業家、フェニクシー共同創業者/、京都大学 総長特別補佐兼経営管理大学院特命教授

京都大学工学博士(1982年)。ミュンヘン工科大学での研究員を経て1980年代に株式会社アールテック・ウエノを共同創業。96年に米国で、スキャンポ・ファーマシューティカルズ社を共同創業。2013年、革新的ワクチン開発を目指すVLPセラピューティクスを共同創業。社会起業家としてはS&Rエバーメイ財団共同創業者・理事長。Halcyon共同創業者・名誉議長。フェニクシー共同創業者・取締役。

 

浜本階生/ スマートニュース株式会社 取締役 COO(最高執行責任者)兼チーフエンジニア

東京工業大学工学部情報工学科卒業。2007年に『EatSpot』で、価格.com WEBサービスコンテスト最優秀賞、2009年に『Blogopolis』でYahoo! JAPAN インターネットクリエイティブアワード 一般の部 グランプリなどを受賞。共訳書に『実用Git』(オライリー・ジャパン)など。Web上の情報の整理、可視化に興味を持つ。株式会社Rmakeの取締役を経て、「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」ことをミッションに、2012年にスマートニュース株式会社を共同創業。2019年6月より現職。

 

モデレーター:

山脇岳志/ スマートニュース メディア研究所 所長