東京都出身。法政大学経済学部卒。
1990年代を、株式会社アスキー(現・KADOKAWAグループに吸収消滅)で書籍および雑誌編集者、その後ロータス株式会社(現・日本IBM)でマーケティング責任者として過ごす。
2000年に株式会社アットマーク・アイティを創業。2005年に合併を通じてアイティメディア株式会社 代表取締役会長。以後2000年代をインターネット専業メディアの経営者として過ごす。2011年同社退任以後、モバイル技術を中核とする新たなデジタルメディア基盤技術の発展と新たなメディア産業のあり方をめぐる模索を開始。
2013年にスマートニュース株式会社 執行役員/シニア・ヴァイス・プレジデントとして「SmartNews」のメディア事業開発を担当。
2018年より同社フェロー。2022年同社メディア研究所フェロー。
特定非営利活動法人ファクトチェック・イニシアティブ 副理事長、一般社団法人インターネットメディア協会 理事を兼務。
メディア経営、メディア関連のインターネット等諸技術、メディア産業論、疑義言説の検証(ファクトチェック)活動とその組織化
一言で「メディア」と言っても、その意味するものが激変する時代です。
メディアという伝達形態とそれを支える技術基盤が、インターネットの誕生以降大きく変化しているからです。
いずれメディアによって伝達される情報(メッセージ)もまた過去とは異なるものの創造へと向かうことになっていくはずです。
果たしてそれが社会をどう変化させていくのか? 社会はメディアの働きによって良きものになっていくのか、あるいはそうならないのか。
その行方を最大限の関心をもって見定めていきたいと考えています。