資料の概要
・実施学年:高校1年生
・対象(実施可能)学年:小学5年生~大学生
・科目:総合的な探究の時間(その他、応用可能な時間として「道徳」「国語」「社会」「情報」など、メディアを使った制作アクティビティとして実施可)
・実施校:ぐんま国際アカデミー
・実践者名:慶応大学大学院附属メディアデザイン研究所リサーチャー 小田 浩之
小田氏は、平成30年度群馬県文化奨励賞(メディア芸術)を受賞するなど、映画監督としての経験を活かし、中高生のための映画制作をツールとした教育を開発・実践している。小田氏が行っている他の授業については、『映画アクティブラーニング―ドキュメンタリー映画制作による「総合的な探究の時間」』(公人の友社)にも収められている。
受講者のクリエイティビティを刺激しながら、メディアリテラシーを体感的に学ぶ効果を期待できるアクティブラーニング(能動的学習)型の授業。受講者は、講師が用意した複数枚の写真から4枚を選び、それらを組み合わせることでSDGs(SustainableDevelopment Goals、持続可能な開発目標)をテーマとする短いストーリーを構成、ナレーションで作品に命を吹き込みます。
PCやタブレットの利活用により、オンラインでのグループワークも可能で、映像制作もシンプルかつ、短時間で行えます。
メディアリテラシーの目標
1. 4コマ映像作品の制作を通じ、コンテンツの作り手側の視点を意識する。そのことによって、自己と他者、自己と社会を媒介することがメディアの本質であることを理解する。
2. 与えられた素材は同じでも、(モンタージュ=「素材の組み立て」によって)それぞれのグループの作品の印象が全く異なってくることから、メディアリテラシーの基本である「あらゆる情報は再構成されている」という点を体感する。
ダウンロードできる内容の詳細
1. 授業実践例