2020年から始動したFellowshipProgramでは、あいにく、コロナの影響で参加者の渡航が厳しい状況が続いています。一方で、現地取材に先がけてオンラインインタビュー取材への取り組みや参加者によるオンラインでの勉強会などの交流が進んでいます。
中でも、河北新報の吉江圭介さん(テーマ:まちの新聞の危機~米国の地方都市から)は、こうした厳しい環境の中、オンライン取材を試みました。アメリカ大統領選でも「激戦州」として注目されたフロリダ州のジャーナリズムの研究機関につとめるクリスティン・ハレ記者のインタビューです。「コロナ禍でも、虐待や汚職の危険は現実的だ。ジャーナリズムが不在となった場合、地域社会に好ましくないことが起こり、報道されない恐れがある」というハレ記者の指摘がハッとさせられます。また、大統領選によって、米国はかつてないほど「二極化し、分裂した」という、生々しい言葉が綴られています。
参照:https://kahoku.news/articles/20200925kho000000064000c.html