デジタル民主主義研究ユニットは、デジタル民主主義の普及とその実現可能性を探るための研究活動を行っています。デジタル民主主義は米国や台湾などで先行して展開された概念ですが、近年、鈴木健著「なめらかな社会とその敵」の文庫版出版やオードリー・タンとグレン・ワイルの「PLURALITY」の出版に伴い、日本でもPlurality Tokyo、Funding the Commons Tokyoといったプロジェクトが活発化し、グローバルなコミュニティとの連携が進んでいます。
本研究ユニットでは、デジタル民主主義の様々なメカニズムや手法が、実世界でどこまでスケールする形で活用可能なのか、プロダクト・マーケット・フィット(PMF)させていくために必要なことは何なのかを、コミュニティの力を借りながら探求していきます。
具体的には以下4つのプロジェクトを展開しています。
・デジタル民主主義のためのコミュニティ活動の推進
・デジタル民主主義をプロダクトに実装するための社内調査や提案
・デジタル民主主義のPMFについての調査レポートの公開
・デジタル民主主義のためのソフトウェア開発およびその支援
鈴木健 主幹研究員・研究ユニットリーダー、当社代表取締役会長
安野貴博 AIエンジニア、SF作家、起業家
関治之 Code for Japan 代表、当研究所客員研究員
西尾泰和 サイボウズ・ラボ主幹研究員、当研究所客員研究員
高木俊輔 起業家、当研究所客員研究員
島崎悠介 当社社員
青山柊太朗 リサーチ・アシスタント
(2025年2月現在)