スマートニュース メディア研究所に発足した「AIと人間の「あいだ」を考える研究会」の概要をご紹介します。
2023年、ChatGPTに代表される生成AIの著しい発展は、「インターネット発明以来の衝撃」と大きな話題となりました。
生成AIによって、「生活がさらに便利になる」「仕事のスピードが格段に上がる」「人間の創造性が高まる」などの正の面がある一方で、ハルシネーションやフェイクニュース、著作権や倫理の問題、そして、「生成AIはどこまで人間に近づくのか」という不安など、手放しでその進化と発展を喜ぶことはできません。
AIテクノロジーが、本当に社会や人間のためになるには、どうあるべきなのか。AIと人間の、最適な関係とはどんなものなのかーー
AIと人間の「あいだ」は何か、を大テーマとして、多角的な視点で検討していきます。
東京工業大学 環境・社会理工学院 イノベーション科学系 教授 笹原和俊(座長)
特定国立研究開発法人 理化学研究所 Center for Advanced Intelligence Project (AIP) Unit Leader 荒井ひろみ
名古屋大学 大学院情報学研究科 社会情報学専攻 情報哲学 准教授 久木田水生
早稲田大学 政治経済学術院 教授 小林哲郎
大阪大学 大学院基礎工学研究科 特任准教授 高橋 英之
名古屋市立大学 データサイエンス学部 准教授 山本祐輔
スマートニュース株式会社 フェロー 藤村厚夫
スマートニュース メディア研究所 所長 山脇岳志
(2024年5月現在)
「ChatGPTはなぜ、人間のような言葉を紡ぎ出せるのか?(前編)~日本の第一人者が、LLMの基本原理とブレークスルーを解説する」岡崎直観