京都新聞 広瀬一隆さん【フェローシッププログラム参加者・記事掲載】

2022.05.10
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多様化する世界における「日本人」について描けないか。

コロナ禍で顕在化したアジア系差別や世界各地で移民問題が浮上していく中で、FellowshipProgramの参加者である京都新聞の広瀬一隆さんは2021年11月、しばらく交流がとだえていた、130年前に米カリフォルニア州に移民した親族たちを訪れました。

そこで暮らす親族を取材し、130年の歴史をたどっています。広瀬さんは、親族たちの差別を受けるなどマイノリティー(少数派)としての苦労に触れ、多様化する世界における「日本人」についての問いの核心に近付くため、連載記事を執筆されました。

その連載が掲載されましたので、ご紹介します。

米国で暮らす日系人の学びの中から、現代日本に暮らす外国ルーツの人々との共存に向けて、より多くの方に読んでいただけたら幸いです。

参照記事:

「日本人とは?」問いの核心に近づきたい 日系米国人3世のゲリーと会った 越境する日本人①

「両親は日本語を使えたが私をアメリカンとして育てた」 垣間見える苦い歴史 越境する日本人②

親族を大切にするのはメキシコ人の「心」 米国籍のメキシカンが語ったこと 越境する日本人③

自由を奪われた2世 強制収容、謝罪の米政府の手紙を今も保管 越境する日本人④

白人の車にはねられそうに「思い出したくない記憶は多い」 越境する日本人⑤

「豊かになったわけじゃない」日本で暮らすマイノリティーのリアル 祖国への思い 越境する日本人⑥

移民への差別、日本でも 京大・竹沢泰子教授に聞く 越境する日本人⑦