公開シンポジウム「迫る米大統領選 政治とメディアの分断の行方」を開催

2020.10.29

2020年10月29日(木)、米国の政治とメディアに関する有識者をお招きし、公開シンポジウム「迫る米大統領選 政治とメディアの分断の行方」を開催いたしました。

11月3日の米大統領選の投票日を前に、トランプ大統領(共和党)、バイデン元副大統領(民主党)のどちらが勝利するのか、コロナ禍で分断や格差が広がる中、選挙後のアメリカ社会はどうなるのか、その行方に関心が高まる中、スマートニュースでは、第一部として、米国大統領選挙に向けた議論、第二部としてスマートニュースの取り組みのご紹介、の二部構成で実施しました。

第一部では、冒頭、当社のヴァイス・プレジデントコンテンツ担当でありチーフジャーナリストのリッチ・ジャロスロフスキーが大統領選の終盤の情勢や、政治・社会の分断状況について、スピーチをしました。その後、日本からは、米国政治を専門に研究されている久保文明教授(東京大学)と前嶋和弘教授(上智大学)、米国からは世論・マスメディア研究の第一人者であるShanto Iyengar教授(スタンフォード大学)をお招きし、 当社メディア研究所研究主幹の山脇岳志(元朝日新聞アメリカ総局長、京都大学大学院特任教授)がモデレータを務め、分断が進む米国の政治や社会の現状や選挙後に予想される姿、分断を乗り越えるためにメディアはどうあるべきか、大統領がどちらになるかで日米関係がどう変化するか、などについて、議論を深めました。

第二部では、当社が、米国においてユーザーに対して保守とリベラルの双方の視点のニュースを提供したり、有権者の投票をサポートしたりする機能を開発した背景についてご紹介しました。