スマートニュース メディア研究所が実施した小中高校、大学に対する「出前授業」やオンライン授業の開催例をご紹介します。
「出前授業」やオンライン授業では、身近なニュースや題材をテーマに、発信者はどんなことを考え意識しているのかを探ったり、自分とは違う意見の立場に立って発信してみることで、同じテーマでも様々な捉え方があることを、生徒たちに体感してもらいます。
学校の先生や教育委員会の方を対象に、メディアリテラシーの考え方や、デジタルツールの仕組み・課題をお伝えする研修も行っています。
ご関心のある方は、ぜひこちらからご相談ください。
年月 | 学校名等 | 対象学年 | 形式 | 講義の型 | 主な内容 |
2019年3月 | 聖光学院高等学校 | 高校1年生 | 講義形式 下村健一さんと一緒に実施 |
ディベート型発信 | 学校の授業を好意的/批判的 に伝える見出し(宿題)を作成し発表・比較をし、ネットでの情報の伝わり方を体感した後、元TBSキャスターで現在令和メディア研究所主宰・白鴎大学教授の下村健一さんから情報を受取る際に「窓を広げる大切さ」について伝える |
2019年3月 | 江東区立公立小学校 | 小学6年生 | ワークショップ形式 | ディベート型発信 | 卒業式をテーマに、好意的/批判的な見出しをそれぞれ考え、ニュースを発信する側を体験する |
2019年5月 | 学習院大学 経済学部 | 大学生 | ワークショップ形式 | 複数視点型発信 | #Kutoo運動をテーマに、記名/匿名、当事者/PR会社等、生徒が違う立場から発信することで、発信者には視点や判断が加わることを経験する |
2019年6月 | 佐賀県武雄市立武雄小学校 | 小学校5年生 | ワークショップ形式 | ディベート型発信 | 運動会を題材に、1日運動会、半日運動会、別の提案を主張する立場に分かれて見出しを考え、相手を説得する言葉や表現を意識して発信する |
2019年7月 | 関東学院大学 人間共生学部 |
大学生 | ワークショップ形式 | 複数視点型発信 | #Kutoo運動をテーマに、記名/匿名、当事者/PR会社等、立場を変えて発信することで、発信者には視点や判断が加わることを体感する |
関東学院大学 経済学部 |
大学生 | ワークショップ形式 | 複数視点型発信 | 選挙期間中に各政党のSNS等での発信や動画・パンフレット等を調べ、誰に向けてどんな政策をアピールしているのか、その狙いを分析し、実際に与党/野党の立場から割り振られた年代に向けて見出しを作成する | |
2020年1月 | 佐賀県武雄市立山内東小/山内西小 | 小学校5年生 | ワークショップ形式 | ターゲット意識型発信 | 運動会を題材に、情報の受け手を保護者、海外在住の小学生等に設定を変え、そのターゲット(受け手)ごとに使う用語や表現の違いを意識しながら発信する |
2020年2月 | 法政大学第二中学校 | 中学2年生 | ワークショップ形式 | ディベート型発信 | 「授業で自分のスマホを利用すること」に関して賛否の情報を整理し、指定された立場から情報の受け手の保護者/先生に向けて見出しを発信する。対象者を説得する見出しを発信し、その際の表現や用語、視点の違いを意識する |
2020年3月 | 岡山学芸館高等学校 英語科 |
高校2年生 | オンラインワークショップ形式 | 複数視点発信型 | 「カジノを岡山市に誘致する是非」をテーマに、立場と賛否をそれぞれ指定し、住民を説得する見出しを発信。その際の表現や用語、視点の違いを体感する |
2020年10月 | 横浜創英中学校 | 中学3年生 | ワークショップ形式 | リツイート発信 | 坂本健一郎さん(時事通信出版局)とともに、実際のツイートをもとに「リツイート」することで、情報の伝わり方を学ぶ |
2020年10月 | 法政大学第二中学校 | 中学2年生 | 講義形式 | 「社説」発信 | 新聞社の論説委員を招き、多様な見方の重要性や、説得力が増す論の作り方を伝える。生徒が、それぞれが自分の新聞を作り、その中で「社説」を書くための準備 |